本文へスキップ

形成外科の治療では保険は適用されるのでしょうか。

形成外科の治療

外傷

形成外科についての疑問点/外傷

外傷とはいわゆる怪我のことで、火傷もこれにあたります。 怪我にも新鮮外傷と外傷が治った後に生じた変形の陳旧性外傷があり、 新鮮外傷にも切り傷、擦り傷などがあります。 切り傷の治療では縫合処置をした方が早くきれいに治り、見た目も重視する 形成外科では細い糸を用いて傷を細かく縫い、抜糸も早めにします。 火傷は軽いものなら手術をしなくても治りますが、深い火傷は植皮手術 をしなければ治りません。 傷跡をできるだけ目立たないようにするのも形成外科の治療になります。 骨折は整形外科が治療する場合がほとんどですが、顔の骨の骨折、 顔面骨骨折は形成外科が担当することになります。 顔面骨骨折には鼻の骨や顎の骨などの骨折がありますが、治療せずに放置 してしまうと歯がうまく咬めないといった機能障害、 顔の形が変わってしまうなどの美容的な障害が残ってしまいます。  これらの外傷には形成外科の治療が行われます。


奇形

奇形とは生まれつきの身体の形の異常ですが、全身どこにでも生じる 可能性があります。 形成外科が治療の対象とするのは主に体表の奇形ですが、手や足の奇形や 兎唇などが多くみられます。 手足の奇形では多指症や合指症が多く、通常では1歳前後に手術を行います。 唇裂や口蓋裂は500人に1人という頻度の高い奇形で、口唇が割れている という外面的な障害だけではなく、言葉の発音や歯並びなどの障害も 起こる可能性が高いです。 そのため形成外科での治療だけでなく、耳鼻科や歯科との連携の下で 治療に当たることもあります。 顔の形は成長とともに思春期頃まで変化していきますので、これらの治療は 生まれてから15年〜20年継続することになります。 この様に形成外科における奇形の治療は、1人の患者を長期間にわたって 定期的に診て行かなければなりません。


腫瘍

形成外科が扱う腫瘍は、主に皮膚の腫瘍です。 腫瘍には良性のものと悪性のものがありますが、ほとんどは良性の腫瘍です。 腫瘍は手術をしないと治りませんし、放っておくとだんだん大きく なりますので、早いうちに手術を受けたほうが簡単に治療できます。 腫瘍が大きくなってからでは手術が大事になりますし、手術の傷も 大きくなってしまいます。 小さい腫瘍は手術でそのまま切り取れますが、大きくなると植皮手術が 必要となります。 中年以上の方で治りにくい皮膚潰瘍がある場合には皮膚癌の可能性もあるので、 できるだけ早く形成外科や皮膚科で診察を受けたほうがよいでしょう。